生命保険

2012年11月07日

人間が生き物である限り、「病」からは逃れることができない。大病をした場合には、「保険」のお世話になるかもしれないので、医療保険には加入しておいた方が良い。では、医療保険の最適な加入時期とは、いつなんでしょうか?この答えを医療保険のトータルコストと保障期間という観点から導き出してみようと思います。

1入院60日・院日額1万円・60歳払済の終身医療保険に10歳で加入した場合と30歳で加入した場合を比較してみますね。終身とは、「一生涯」という意味です。つまり、終身医療保険とは、死ぬまで続く入院の「お守り」ということです。

10歳で加入した場合の月払保険料は、約2,600円
30歳で加入した場合の月払保険料は、約4,600円
※保険料は男性の場合です。

10歳で加入した場合のトータル保険料は、2,600円×12ヶ月(1年)×50年(60才までの残り)の計算になるので、1,560,000円です。

30歳で加入した場合のトータル保険料は、4,600円×12ヶ月(1年)×30年(60才までの残り)の計算になるので、1,656,000円です。

金額の多少の差はありますが、この内容の保障を買うためには、一人約160万円かかるということです。そして、保障期間で考えると、10歳の場合は加入後~死ぬまで。30歳の場合も加入後から死ぬまでなので、答えは明白ですよね。

つまり、同じ金額を払うなら保障期間が長ければ長いほどお得です。したがって、医療保険には生まれたての子どもでも加入しておくというのが答えです。

また、もし大病をした場合には、以後、加入したくても加入制限がかかる場合があるので、なるべく早く健康なうちに加入しておいた方がいいですね。僕がお付き合いしているお客さんのお子さんはほぼ生まれてすぐ医療保険加入します。上の原則もありますが、さらにもう一つ理由があるからです。それについてはまた稿を改めて書きます。

医療保険の最適な加入時期とは?図
 


aiyo2 at 10:35コメント(0)トラックバック(0) 

2010年11月20日

小学生の頃、大阪で縫製業を営んでいた父母のために私がしてあげられるのは、布団を敷いてあげる事でした。

自宅の1階が仕事場で、1日の仕事を終えて、両親が2階に上がってくる。布団が敷かれてあると、とても喜んでくれました。そうすると、更に喜んでほしくなるわけです。

真っ白いシーツをピシッっと気持よく敷いてあげる。
寒い日には「おこた(湯タンポの事)」を用意する。
暑い日には扇風機をかけておいてあげる。まだ、エアコンなんてなかったんですよ。^^
枕元にお水を置いておいてあげる。

時にはイタズラで先に寝ているフリをして、布団にダミーの詰め物をする。
「もう寝たん?」と布団をめくるとダミーの詰め物に「残念でした!」とメモが貼ってある。なんて事もしましたね。

両親に気入られる事ばかりじゃなく、自分なりに工夫をして、「喜ばせたり」「びっくりさせたり」「笑わせたり」^^

両親の心を動かす事で、更に私も楽しんだ…、幸せでしたね。自分が家族の役に立っている。そこに居場所があって、仕事があって、子どもなりに影響力を感じられる事がうれしかったのだと思います。

社会人になって、色々あって、様々な仕事をしましたが、上と同じことをしようとすると実際には壁がありました。
「考え方は良いけど、収益になるのに時間がかかるよね。」
「営利を目的とするんだから、諦める部分は出てくるよ。」
「仕事やねんから割り切りも必要やで。」
「ボランティアとかNPOの方が向いてるんちゃう!」

「私って商売のセンスないんかな?」と思って、「もっと人の役に立ちたい」という想いと「『生き馬の目を抜く』ような付き合いをするのがしたたかな商売人」という私が勝手に抱いた考えの間でもがきました。

今、あらゆるところで従来型のビジネスが通用しなくなっています。コミュニケーションの手段もTwitterの出現でソーシャルメディアがオタクの支配から解放され、Facebookでは、更に匿名性が薄められ、多様な交流がされています。それらのソーシャルメディアの根底にあるのは、「共感」であり、「あたたかさ」なのだという事を明示してくれ、私に光明を与えてくれたのがこの本です。


混沌として、先が見えないからこそ、自分の原点に立ち戻って、自分がなりたい自分に、今こそ自分が信じる「ビジネス」を突き進んでいきたいと考えます。人生は2度生きる事はできないのですから。

※奥村の「仕事」以外の事で日々の生活で「感じた」事はこちらに書いています。


aiyo2 at 06:21コメント(0)トラックバック(0) 

2010年11月12日

Twitter を通じて知り合った @piyo_pin さんのツィートをもとに書きます。

大人と子どもの違いについて考えた事はありますか?
大人と子どもの境目ってどこなんでしょう?
そもそも、あなたは大人ですか?それとも子どもですか?

私の考えはこうです。

どもは、自分が「死ぬ」とは考えません。
大人は、自分は「もしかしたら死ぬかもしれんな」と考える事があります。

だから、年齢は関係ありません。自分の死について真剣に考えた時に、その人は大人になります。

先日、親子レスパイトハウスを奈良に! というイベントで「風のかたち」(伊勢真一監督作品)を観賞しました。小児がんの子ども達の10年を描いたドキュメンタリー映画です。彼らは、一様に大人です。

しかしながら、私と同年代の人間でも大人でない人はたくさんいます。いや、むしろ、それは幸せな事なのかもしれません。なぜなら、大抵の人が大人になる契機は、自分が生死に関わる大きな病気になった時だからです。

もちろん、子ども状態の大人も時には、「死」について考える事はあります。末期まで頑張るがん患者の闘病記をテレビで見た時や、芸能人が重病や自殺のニュースを知った時、チラっと思い起こすものの、それは一過性で「自分にはまだ縁遠いこと」と「死」を遠くに追いやってしまいます。夏場によく太平洋戦争に関する映画をしますがあれもそうです。

私は、生命保険を扱いますから、その人が大人か子どもかすぐわかります。

「興味がない」「聞きたくない」と遠ざけたり、「ほな、お父ちゃんに保険金かけて死んでもらわなな!」とちゃかしたりする人は、一様に子どもです。確かに、一部の生命保険会社の販売方針や募集人の今までのセールスの仕方に嫌気がさしている人はたくさんいるでしょう。それは、売る側も子どもだからです。

しかし、私が生命保険の話する時は、「自分の死について正面から向き合って、今の生き方を考えましょう!」と言っているのです。人間の死亡率は100%です。未だかつて死ななかった人はいません。

大人と大人の話をしましょう!と私は訴えます。そして、それができた時に本当の意味でのコミュニケーションができます。それは、私にとっても、相手にとっても幸せで充実した瞬間です。

今、日本で起きている様々な問題は、この日本人の「死生観」のなさ、「自分の人生の終わりに対する意識」の希薄さに根源的なエビデンスがあると、私は予感します。乳幼児の虐待(ネグレクト)、あらゆるイジメ、増加し続ける自殺者、介護や医療の問題 etc

日本人は、今こそ「死」について真面目に考え、話し合わなければなりません。
なぜなら、「人生の終わりを意識してこそ、今を大切に生きる事ができる」からです。

日本人の「死生観」に関しては、今、それ用の意見交換ができる場を準備中です。




aiyo2 at 06:35コメント(4)トラックバック(0) 

2010年10月25日

Twitter を通じて知り合った @ さんのツィートをもとに書きます。

保険募集人の研修期間中、トレーニングの一環としてよくロールプレイングを行いました。「役割演技法」と呼ばれるもので、一方が売り手、他方が買い手となって会話をします。

その中で最終的に契約が成立した後で、「これで安心ですね」というセリフが書いてあって、どの契約が成立した時でも言いなさい的に指導されたのです。

私は「アホか!」と思っていました。自動車保険など、他者との交渉が絡む契約なら、それも納得できるのですが、同じ損保でも火災保険でそう思うか?生命保険ならどうか?となるとかなり疑問です。

なぜなら、お客さんは、「交通事故で大怪我をして後遺症が残りそうだ!良い医者はないか?」とか、「ガンが発見された!この辺りならどこの医者がいいか?」とか保険金を請求するより先に、やるべき事がたくさんあるからです。それらが適切になされた後、じゃ、それにはどのくらいのお金がいるの?って話になるのであって、そうなると私たちの出番はかなり後になる。ちょっと悔しいじゃないですか。(^0^)

難しい病気になったからといって保険屋さんに相談しますか?普通、しないですよね。でも、もしこれが私にできて、病気やケガをされた方と、専門医とを直接結びつけたり、自分の財産が侵された時に適切なプロとの橋渡しができるならば、同じ保険料を支払うのであっても「ゴリヤク」があると思いませんか?

「リスクへの対応と保険金の支払がシームレスに連動する」

これが私の目指す所です。まずは、私の目標とする「医療コーディネーター」が第一歩!今は、特に「がん」に注力しています。

これから、みなさんにツィート(つぶやき)頂いた事を題材に、なるべくわかりやすく、お話できたらと考えています。あ。でも、保険商品自体への質問とか、コレとコレどっちがいいですか?とかはナシですよ。私たちは「保険業法」という法律によって業務を規定されていますので、公の場では言える事と言えない事があります。

この記事に関するご質問はこちらへ→http://twitter.com/aiyobiz

■ My Favorite Songs


aiyo2 at 23:18コメント(0)トラックバック(0) 
Profile

イチロー

訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

最近のコメント
  • ライブドアブログ